紀州徳川家江戸中屋敷移築部分
当御用邸で唯一、三階建て部分の部屋です。 室内には「丸窓」や、漆に顔料を加えた「朱漆(しゅうるみ)」、「竹」や「杉」を使用した「数寄屋風」の意匠が見られます。 仮皇居時代(田母沢御用邸に移築する以前)の、明治6年7月に、明治天皇は、皇后と共に西洋料理を食したとの記録が残っているお部屋です。